映画鑑賞のすゝめ、その5

皆様こんばんは。

秋の訪れと共に、街に人が溢れ出している印象を受けてます。

コロナとの共存を意識して、受け身じゃなく生活していこうとする方々が増えてきた証拠かと思います。

いつの時代も強い信念で前に進もうとする心がけは必要ですよね。

ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を演じた伝記映画
『リスペクト(原題: Respect)』

(画像引用公式サイト)

急きょ時間が空き、映画館の上映スケジュールを見るまでは、この映画の存在を知りませんでした。

オバマ大統領の就任式で歌う姿と歌でしか彼女の事を知らない、そんな私だからこそ見てみよう!と思ったんです。

主役を演じるジェニファー・ハドソンを抜擢したのは、ご本人のアレサ・フランクリン。

生前に指名するからには、何か通ずるモノ・インスピレーションを感じたんでしょうね。

幼少期から歌の才能が有っても心が満たされる事のない。

『リスペクト』は、彼女が本当に歌いたいものを見つけるまでの激しい葛藤も描かれてます。

環境に押し潰されそうになりながら、彼女自身の力で強く生きていく事を決意したアレサ。

歌を通して自己表現をしていき、圧倒的な歌唱力で、世界中の人達の気持ちまでもを動かしていく。

「Think」の歌詞「フリーダーム」

「リスペクト」

「アメイジング・グレイス」

ありがちなサクセスストーリーでも有るんですが、彼女の育った環境や、キング牧師など時代背景とリンクさせる事で、歌がアレンジされる過程や心情も知る事が出来ました。

そして、歌詞を改めて全部読みたくなりました。

「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」
虐げられている全ての人達へ。

劇中のジェニファー・ハドソンの歌声も素敵でしたが、

エンドロールでは、アレサ・フランクリンの晩年の歌声を聴く事も出来ます♡

冒頭から寝息を立て爆睡していた隣の席のお爺さんはエンドロールの曲で鼻歌を歌い出すし、もう片方の隣の席のスーツ姿の叔父さんは涙を拭ってました。

観る人それぞれに感じさせる何かが有る映画。

皆様にも心に響く歌声を満喫していただきたいです♪

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